COLUMM– category –
-
COLUMM
天井を低くするアイデア
空間を少しだけドラマチックに 住宅の天井は高い方がいい。たくさんの家を見てきた人や設計に関わる人なら、そう感じるのが一般的かもしれません。高い天井は視界が開けて、空間が広く感じられるからです。事実、住宅の設計においても標準の2400mmをさらに... -
COLUMM
室内に設けた大きなマド
家族の成長とともに変化する子供部屋のかたち 家づくりを考えるとき、「子供部屋」をどうするかは、家族にとって重要なテーマの一つです。特に幼い頃は、子供が親と一緒にリビングで過ごす時間が多いもの。個室としてきっちり区切るのではなく、フレキシブ... -
COLUMM
ダイニングに隠し扉?
住宅設計の中で、機能性とデザイン性のバランスは常に重要な課題です。寺本の家では、クライアントのご要望に応じたプランニングの中で、ひとつ課題がありました。それは「トイレをダイニングの横に配置する」という問題です。 通常、食事を楽しむ空間であ... -
COLUMM
視線をつなぐ 「nマド」
空間づくりには、時に「不都合なもの」が出てくることがあります。ですが、それをどうアイデアで解決するかが、設計の醍醐味でもあります。 この窓がある壁は、耐震等級を満たすためにどうしても必要なものでした。言ってしまえば邪魔でしかありません。様... -
COLUMM
家づくりは土地探しから
家づくりにおいて、設計やプランニングだけでなく、最初のステップである「土地選び」は、家全体のデザインや住み心地に大きな影響を与える重要な要素です。クライアントからのご相談で、「土地が既に決まっている」というケースは実はそれほど多くはなく... -
COLUMM
天井を「ぐっと」下げる
空間設計において、天井の高さを意識することで、独特の体験を生み出すことができます。今回は、天井高をあえて低くしたり、勾配天井を導入することで、目線より上の意識を変化させ、空間が「広がる」「迫ってくる」感覚を演出しました。これはスキップフ... -
COLUMM
思考プロセスを共有する
打合せの中で大切にしていることがあります。それはプロセスを共有すること。 「この形が一番いいです」と提案して、そのまま採用されるのもクールですが、クライアントと一緒に悩み、考えながら案をつくり上げていく過程を共有したいと考えています。そう... -
COLUMM
「視線の抜け」が広がりを生む
視線が生む広がり 家の広さを語るとき、つい「帖数」に頼りがちですよね。「LDKは20帖以上ほしい」という希望はよく耳にします。でも、狭小地に家を建てる場合、物理的にその面積を確保するのはなかなか大変です。 けれど、「広さ」というのは数字だけで決... -
COLUMM
クライアントが「その気になる」アイデアとは?
住宅に限らず、プロジェクトを進める際に、クライアントが「これだ!」と感じる瞬間があります。その瞬間を引き出すために、私たちは常にユニークなアイデアを提案しています。この"おにぎり屋さん"のプロジェクトも、そのひとつです。 クライアントが国内... -
COLUMM
アイデアと現実の距離
上がプレゼン時のCG、下が竣工時の写真です。 この住宅のアイデアは、建物のボリュームをぐっと引き込むことにありました。CGで作るのは簡単ですが、実際に施工で同じ形を実現するのは本当に難しいものです。設計は常に奥が深く、チャレンジの連続です。 ...
12